ドルチェ日記
ドルチェの皆さん♫ うんへ先生です(^0^)
12月22日、月島教室のクリスマスコンサートがありました❄︎
今回もたくさんのイベントが用意されていましたね!
ビンゴ会、プレゼント交換、リレー演奏、そして・・・
ベストドレッサー大会!!!
皆さんのドレスセンスを伺いさせていただきました(*´ω`*)
こちらの投票箱は佐藤先生の手作り作品です!
かわいいですね。佐藤先生ありがとうございました<(_ _*)>
皆さんとてもステキな格好でしたので厳しい順位争いが予想されましたね。
それではベストドレッサー大会、
これより結果発表ですo(^^o)…(o^^)oワクワク
♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪
- 優勝● エントリーナンバー26 ● トナカイのおにいちゃん
おめでとうございます★:゚*☆※>o(‘ー’*) (*’ー’)o<※☆:゚*★
トナカイのおにいちゃんのユウくん、
去年のクリスマス会にも出演されていて注目を集めていました♫
チャームポイントは「しっぽ」。
トナカイさんの奏でるしっとりしたバッハの音楽、いかがでしたか♫
残念なことに毎年のように身長が伸びていて、
こちらの衣装は今年で最後になるかもしれないとのことです(つω・`)゚
来年もトナカイおにいちゃんに会えますように!
♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪
つづいての発表です★
- エントリーナンバー11 ● プリンセス・エルサ
おめでとうございます─=≡Σ((( つ╹ω╹)つ♡
雪を思わせるようなきれいなブルー色のドレスでしたね!
おひめさまのシンボルとなるティアラをはじめ、マントやクツ、
そしてエルサ姫の三つ編みやドレスの手先のデザインまで・・・
カンペキですねΣd=(・ω-`○)♪
エルサ姫、雪だるまつくろうを弾いてくれました。
曲に合った衣装を選ぶこともとても大切!
ピアニストは演出家でもありますよ((´∀`*))♫
♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪
つづいて
最後の発表となります(゚∀゚*)(*゚∀゚)ドキドキ
- エントリーナンバー3 ● 最強コンビ
かわいいいいいいいいいい(ノ≧▽≦)ノ~~~~♡
フリールブラウスとツイードワンピ!
先生のすごく好きな衣装でもあります。もうかわいいですね・・
ピアノのさくらちゃん、今年は杏ちゃんのすずとの共演でした♫
かわいいお二人のピアノ連弾コンビもいつか聴ける日がくるかもしれないですね!
♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪:。・゜♪
はじめてのドルチェベストドレッサー大会、
楽しんでいただけたしょうか(^_^)
「自己アピール」のためにピアニストは、
第一はもちろん良い演奏のために励まなければならないのですが、
衣装・表情・仕草など視覚から入るイメージが
聴衆に与える影響がゼロとは言えません。
技術・感性・身体ともに磨くことが大切!
次回のイベントでの大会も楽しみですね。
2018年はおかげさまでたくさん思い出に溢れる年となりました。
みんなありがとう(((o(*゚▽゚*)o)))
それではみなさん、良いお年をお迎えください。
またお会いしましょう!
★うんへ
12月23日(日)に谷在家教室のクリスマスコンサートがありました(^^)
前半は真面目に?演奏会。
みんな素敵な演奏でしたっ♪
後半は、ビンゴ大会や、
チーム対戦で記号当てゲームや
伝言ゲームで盛り上がり、
プレゼント交換して、、、
最後に大脇先生のお話を聞いていたら…
な、な、な、な、なんと!!!
♪───O(≧∇≦)O────♪
サンタさんがきてくれました★★★★★★
(しかもプレゼントも持ってきてくれて…(๑˃̵ᴗ˂̵))
みんなが今年も一生懸命レッスン頑張ったからですね!
先生もサンタさんに会えて嬉しかったです!
さてさて、そんな楽しかったクリスマスコンサートですが、
ここで突然ですが…
ベストドレッサー賞の発表でーーーす \(//∇//)\
あまりにも衣装が素敵で、先生たちが独断で選んじゃいました!
まずは…
ジャカジャカジャカジャカジャカジャカ….
ジャンっ!!!!!!
★サプライズで賞★
栗原叶くん!!!!
七面鳥とゆー斬新な被り物 (≧∀≦)
そして叶くんに似合っている!!!
サプライズでしかないですねw
次は…
ジャカジャカジャカジャカジャカジャカ….
ジャンっ!!!!!!
★プリンセスで賞★
シルボザ真愛ちゃん!!!
これはディズニーのあるプリンセスなんですが…
そう。
白雪姫です♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
「いつか王子様が」を演奏してくれ、曲目とぴったり!
可愛い可愛い白雪姫が演奏してくれました!
そして最後は…
ジャカジャカジャカジャカジャカジャカ….
ジャンっ!!!!!!
★かわいかったで賞★
金雅凛ちゃん!!!
もうこれは会場にいらっしゃったみーーーんなが思ったことだと思います。
….か、かわいい(//∇//)
はじめて習ったピアノを入会してたった2ヶ月弱で1人で演奏してくれました!
ほーーーんとかわいい。
これは満場一致のかわいかったで賞です!
来年のクリスマスコンサートでは、どんな可愛い、カッコいい、サプライズ(?)な衣装で、みんな登場してくれるのかな???
その前に夏の発表会もありますね!
思い思いのおしゃれをして、本番に臨んでくださいね!
今年も大変お世話になりました。
ありがとうございます。
では、良いお年をお迎え下さい!
日比麻琴
こんにちは。粟田です。
先日、外苑前の銀杏がライトアップされていたので
見に行ってきました!!!
わーーー秋だなーーーーー
なんて思っていたのに
気がついたら、え、もう、12月!?
すっかり寒くなりました。。。
2018年も締めくくりの時期ですね。
ドルチェミュージックスクールでは、
クリスマス会の準備で、先生方も生徒様も大忙しです☆
今年のクリスマス会では、
中学生男子によるリレー連弾や、
景品がちょっぴり豪華になったり?
ベストドレッサー賞もあったり、
例年より充実した会にできるよう、
先生方も毎日頑張っています!!
あと残りわずかですが、
皆さんも練習頑張ってくださいね!!!
お楽しみに〜
さて、
秋のキャンペーンが終わり、
9月ご入会の40代男性H様をご紹介致します。
H様は小学5年生までピアノを習っていて、
大学生の時にピアノサークルに所属し、独学で練習を再開されました。
テクニックをきちんと学びたいという強い思いから
体験レッスンに足を運んでくださり、ご入会してくださりました。
第一回目のレッスンで、
「弾きたい曲リストを作成してきてください」
と課題を出しましたところ、、、↓↓
なんと…!!!!
こんなにも弾きたい曲があったなんて、、、、!!!
(写真は一部です)
H様の熱い思いに感動してしまい、
ぜひとも講師としてお役に立ちたいなと、
レッスン内容を考えるのがわくわくしちゃいます☆
1曲ずつ、制覇していけるように一緒に頑張っていきましょう(^^)
そしてH様はシューマンのソナタや、ショパンの前奏曲等を弾ける方なのですが
バッハも1から学んでいきたいということで、
インベンションを始めました。
市田儀一郎さんの著書を使って、楽譜に書き込み、勉強しています。
バッハの演奏法って勉強すればするほどバッハの偉大さを感じますね。
ハノンでピアノの奏法、テクニックを学びつつ
バッハ、ショパン前奏曲、ベートーベン月光3楽章と
毎回の盛りだくさんの内容ですが、
楽しく充実した時間を過ごさせて頂いています。
H様は職場でのピアノコンサートにご出演されたり、
クラシックコンサートに足を運んだりと
積極的でとても博識な方です。
ある曲の名盤をおききしたりすると、
この曲はこれがいいですよ〜〜なんて教えてくださったりします。
そして勤勉な方なので、飲み込みも早く、
「この練習方法がいいですよ」とお伝えすると
次の週にはあっという間に良くなっています。
毎週のレッスンが楽しみ!
この調子で一緒に頑張っていきましょう(^^)
皆さんも、熱い思いがありましたら、
ぜひぜひ、講師にお聞かせくださいね〜☆
インフルエンザが流行り始めたみたいなので、
みなさんお体大事にしてくださいね。
ではでは。
良いクリスマスを〜☆
すっかり寒くなり、街はクリスマスムードですね☆
少し前のお話になりますが、
お教室では10月に大人のためのサロンコンサートが無事終了致しました。
今年は、青山のオシャレなジャズバーでの開催♪
この一年の間に準備された思い思いの曲を披露して下さいました。
皆さまお忙しい中での練習、本当に大変だったと思います。
心にしみ入りました。。
演奏後は和やかな交流会で、来年の再会を楽しみに解散となりました。
人前での演奏は、普段の練習やレッスンとは違い緊張しますが、
仕上げることを意識して深く学べるので、大人の方だけでなく、お子様にとっても
とても大切な機会ですね。
秋から冬にかけて、たくさんコンサートを聴きに出かけています。
先日は、4年ぶりに来日したピアニスト キーシンのリサイタルに行ってきました。
♪大満足♪
歌心にあふれ繊細にしてダイナミック。
一音一音研ぎ澄まされていながら全体の流れが構築されています。
オーバーな表現や動作はなく、気持ちと音色が一体化しているようでした。
そして、おじぎの時の笑顔は、昔神童と呼ばれていた頃を思い出し癒されます(#^^#)
アンコール 1曲目にトロイメライ。
ハードなプログラムだったし、静かな曲でおやすみなさい、かしら…
鳴りやまない拍手の中、2曲目はキーシン作曲のタンゴ(タンゴ・ドゥ・デカフォニック)
12音技法によるタンゴ、そして最後に英雄ポロネーズ!
おやすみどころか、興奮冷めやらず帰路につきました。
さて、お教室今年最後のイベント クリスマス・コンサートに向けて
準備を進めています♪初めての企画もありますよ。
楽しい会となりますように
♪Naoko Sato ♪
私事ですが、先日お引越しをしました。
いつもお引越しをする度に思いますが、グランドピアノを移動するのはとても大変…
普通のお引越し業者さんに頼むと、ピアノを楽器ではなく家具のようにあつかわれしまうため、私は怖くていつも専門の業者さんに頼みます。
愛するピアノちゃんのためなら、仕方がないですね…苦笑
でも、ピアノ運送業者の方って、プロなんです!!
そりゃ専門だからプロなんですけど…
よくもまぁ、そんな狭い所を重すぎるものを移動できるなと、毎回毎回関心させられます。
まずは、ピアノの鍵盤や中身に傷がつかないように中にシートをひいて…
ピアノ本体にカバーを被せて…
ピアノの足とペダルをとって解体して…
紐や木や色々くくりつけてクレーンでつって…
またお引越し先についたら、同じ作業をして…
重いので持ち上げられないので、布を下に食い込ませてて床を滑らせて…
運送業者さん、本当に素晴らしいです。
お引越しの時でなくても、普段から家具のようにピアノを扱ってしまわれる方もよくいらっしゃいますが、可哀想ですのでせっかくのピアノを楽器としてきちんと大切に扱って下さいね。
物置きにしちゃうとピアノちゃんは悲しみますので、弾いてあげて下さいね。
また、クリーナーで拭いてあげるなどお掃除やお手入れを、練習後にしてあげて、大切に可愛がってあげて下さい。
ドルチェの皆さんこんにちは(^∇^)朴先生です♫
秋は春と同じく、あっという間に過ぎていく季節です。
紅葉にはまだ早いですが、年に一度しか見れない風景を楽しんで下さいね!
全ては音楽に繋がるもの!
さて今回は、前回のお話のつづき。
アラベスクをもっての話になりますが、
これからの音楽勉強の手助けとなる基本的なことですので、
是非活かしてもらえたらと思います(^_^)★
♫形式は… 序奏・A・B・A’ ・コーダ♫
みなさんチャプターの分かれてない厚い本、
最後まで読み通すのって苦痛そうに思いませんか。
ピアノソロ曲・リストの「ロ短調ソナタ」を弾いたときの記憶ですが、音読みだけで何週間もかかりそうで、譜面に対する初印象は、「面倒くさそう」でした。
みんなも音読みの壁にぶつかってますよね。おそらく毎週 笑!
しかし、実は、曲の形式を知り、全体の構造を把握しておけば、
譜読みから曲の完成まで速く、やりやすく、達成することができるのです。
レッスンではいつも新しい課題曲の音読みをさせる前に必ず、
曲の構造を調べることから始めています。
音読みについてですが、
[譜例1]でのAとA’前半4小節の様にまったく同じ音からなっていますね。
同じところは読み直さないで!
2度読まないで!
曲の最初からむやみに読んでいったら、
この様にまったく同じところに気がつかず、
読んでしまってから気がついても遅い…
面倒くさいことを自らがやっていることになりますよ♫
形式とまでは行かなくても、たとえば4小節〜8小節のピアノ教則本中の曲ですら、メロディやリズムなどなんらかの規則や構造の元に作られています。
[譜例1]
[譜例1] AとA’
A(8小節)とA’(8小節)って同じ様で同じではない、
似てるけど確かに相違しています。
それぞれ前半の4小節の音はまったく一緒ですが、
後半の4小節は、音・リズム・楽想が異なります。
違うところは、その違いをはっきり意識して弾いて下さい。
そして先程、「音の同じところは2度読まない」と言いましたが、
それは単純に音読みに余計な時間を費やさないことであって、
音は同じでも「表現のニュアンス」は変えてね。
たとえ繰り返し記号で前に戻って、
同じパッセージを2度繰り返すだけの曲でも、です。
ここで奏者のセンスや表現力が試されるのです(^^)
先生がいつも言っていること、
「音楽は同じことを嫌う!!」
です。
前回の話と合わせて、やっと作品の譜読みに入る前に最低限知っておくべきことの色々が揃いました。次回は、表現や練習のコツなど、仕上げまで実際のレッスンでやっていることの話をしたいと思います。(まだまだ終わりません!)
「ぱく先生、むずかしい話ばかり」
それでは、また( ◠◠)♫
★うんへ
こんにちは^_^
講師の中澤です。
涼しくなり、いよいよ秋がやってきましたね。
過ごしやすい気温で食べ物も美味しい季節…私は秋が好きですが皆さんはどうでしょう?^_^
秋刀魚や栗など秋の味覚を楽しみたいですね!
そして秋はコンサートや催し物が多く、美術館や博物館も活気づくので毎年楽しみです!
さて、先日のレッスン中の出来事…
毎週元気に通っている小学校高学年のKくんは、電車やパソコンなど、身の回りにある物の構造や仕組み、作り方などに興味関心を持ち、レッスン前にもよくお話をしてくれます。
観察力があり好奇心旺盛な生徒さんです。
そんなKくんの弾くグランドピアノに合わせ、電子ピアノで私が一緒に演奏すると、2種類の楽器の違いについて興味を持ち質問してくれました^_^
「2種類の楽器、一体何が違うの?」
「音質が違うのはなぜ?」
さらにはグランドピアノの中の構造が気になって仕方ない様子で、興味を持ってくれて私も大変嬉しくなりました^_^
そのような質問を待ってました!と言わんばかりに、ピアノについてKくんに簡単にお話しました。
ピアノを習う方は子供から大人までたくさんいますが、楽器本体について詳しく知る機会は少ないと思いますので、簡単にピアノについて触れてみましょう☆
語り出すと止まりませんので簡単に…
ピアノが発明されたのは、1700年ごろと言われていますので今から300年以上前!
それ以前にはチェンバロという鍵盤楽器がありましたが、チェンバロ職人でイタリア人のクリストフォリが「クラヴィチェンバロコルピアノエフォルテ(略フォルテピアノ)」と名付けて発明しました^_^(なんと長い名前…(╹◡╹))
こちらがクリストフォリ↓
このチェンバロとフォルテピアノとの違いは、ひとことで言うと“打鍵次第で強弱を表現できる”ことでしょう。
また、レッスン中に私達が打鍵やタッチ、手のフォームまでアドバイスするのは、指1本で様々な音色を出せる楽器だからです。そう考えると、現代のピアノはとても面白く奥が深いですよね。
そしてピアノは弦を使用して音が出るので実は「弦楽器」の仲間ですね。
弦楽器でまず思い浮かべるのはバイオリンやギターなどですが、バイオリンは弓で弦をこすって音を出し、ギターは弦をはじいて音を出しています!
そして、弦を(鍵盤→ハンマーで)たたいて音を出すのが現在のアコースティックピアノです。
さらにご家庭などで使用する事も多い電子ピアノと、アコースティックピアノの違いは….
☆グランドピアノやアップライトピアノは、テコの原理を利用してハンマーで弦をはじいて音を出します。
☆電子ピアノは、鍵盤の動きをセンサーが感知し、録音されたグランドピアノの音を電子音源からアンプを通り、さらにはスピーカーを通って発音します。
見た目はどれも似ている鍵盤楽器ですが、発音の原理はまったく異なる方法ですね☆
ひとことで「ピアノ」といっても実は種類もたくさんあり、とても奥深い楽器ですね!
アコースティックピアノの発音原理や鍵盤楽器の歴史ついては、また次の機会に…^_^!
みなさんこんにちは。講師の粟田です。
先日、第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクールがポーランドの首都ワルシャワであり、
日本人では川口成彦さんが第2位になったことがニュースになりましたね。
本家のショパン国際コンクールとは違い、
コチラのコンクールは19世紀の古いピアノを使ったコンクールでした。
今年は第一回目と初めての年だったのですが、これからは5年ごとに開催されるみたいです。
DVD審査等でふるい落とされたのち、一次、二次審査を経て、
最後のファイナルステージに勝ち残った人は6名。
日本人も30名中4人いましたが、ファイナルでは川口さんだけでした。
先生はたまたま、一次の時にyoutube でライブ配信されているのを発見し、
毎日毎日、仕事から帰ってきては沢山のピアニストの演奏を聴き比べしていました(笑)
(夜中がファイナルで寝不足ですが、幸せな2週間でした)
話は変わりますが、
コンクールの審査において、
”審査員は、演奏者が舞台に出て来た瞬間、上手い、下手がわかる”
こんなことを高校の時にきかされました。
え、ピアノの音を1音も聴いていないのに、上手い下手ってわかるの??
審査員の先生って、超能力者?え?エスパー??
何て思ったことを覚えています。
これって、エスパーでもなんでもなく(エスパーもあるかもしれませんが;;)
舞台マナーや歩く時の姿勢(堂々としているか等)の細かなところの印象から
”上手い、下手がわかる” ということに繋がっていると思うんです。
ピアノという楽器は、1人で舞台に立つ事が多いですよね。
お客さんの視線が、”私1人” に突き刺さるわけです。
審査員やお客さんも、次の人はどんな演奏をするのかな、、、?
なんてワクワクしながら見ているのです。
そんな中、背中が曲がっていたり、早足で下を向いて歩いたり、
お辞儀がキレイではなかったりしたら、、、
”余裕がないのかしら”、”細かなところまで気がまわらないのかしら”
”歩くときでさえ猫背なんだから、良い音がでないわ”
なんて思うのです。
そんなこんなで、ピアノの音を一音も聴かなくてもわかるんですね。
せっかくの舞台なので、たとえどんな演奏をしたとしても
きちんと、キレイに、最後まで、堂々と、するように心がけましょう☆
そして舞台だけだといつもの癖が出てしまうので、
日頃のレッスンから、丁寧に、堂々と演奏することを意識していきましょうね。
ちなみに、先ほどのピリオドコンクールで、
暗譜がとんでしまったピアニストがいました。
あんなに大きな舞台でも、あんなに優秀なピアニストでも、暗譜が飛んでしまうことがあります。
ただ、その方は演奏後も、笑って、にっこりと舞台を去って行きました。
とても立派でした。
ピアニスト一人一人分析していましたが、
やっぱり、二次、ファイナルと進んでいくと、
姿勢や手のフォームが綺麗な人が残っているなあという印象です。
楽に合理的に無理なく身体を使えるからこそ、
音を自由自在に操り、音楽的に弾けるのだと思います。
沢山の名演奏がある中、
1位のトマシュ・リッターさんの演奏は一次の時から私の中での優勝候補でした。
(絶対寝癖ではないと思うのですが、失礼ながらに”ねぐせ王子”と名付けてました)
ファイナルで1位になったときは、予想が的中して何だか嬉しいのと、
馬券が当たるってこういう気持ちになるのかな、、、、、となんだか変な気持ちになりました。
まだまだ楽器について、ショパンについて、一次のバッハについて、姿勢について、音楽性について、川口さん、他のファイナリストについてetc
言いたい事は沢山ありますが、今日はここまでで終わりにしておきます。
終わり。
9月に入ったばかりと思っていましたのに、早くも下旬になろうとしています
さて、今回のブログは何を書こうかと考え…こちらをご紹介してみたいと思います。
「感動がいっぱい!音楽の伝記」
モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、ブルグミュラー、チャイコフスキー
5人の作曲家たちの伝記が、マンガと文章で読みやすく書かれていまして
作曲家をとりまく人々、代表曲(CDも付いています)はもちろん、
クラシックを楽しく鑑賞するコツ、ショパンのレッスン語録、どうしたら上手に弾ける?はたまた音楽家イケメンランキング!…なかなかの興味深い内容となっています。
ある生徒さんにお見せしたところ『持ってる♪』と嬉しいお返事が。
堅苦しくなく学べて、お子様に限らず大人の方も、ピアノを楽しむためのヒントになる一冊ではないでしょうか☆
最後に、先日観た映画そして今後見ようと思っている映画の写真を♪
芸術の秋、食欲の秋…五感を刺激していきたいと思います。
♪ Naoko Sato ♪
みなさんこんにちは(=´∀`)人(´∀`=)
ぱく先生です!すっかり秋っぽくなりましたね。
先生はずっと前から長袖に変わりました。(寒い…)
今年の夏も暑かったですがあっという間でした。(寒い…)
新しい季節を迎えると同時に、9月と言えば(?)・・・
2018年あと残り3ヶ月ーということは・・・
クリスマスコンサートまであと3ヶ月!
楽しみですね
さて、「譜読み」についてですが、
まずこれより「譜読み=音読み」という認識から変えて行きましょう。
もちろん音も譜面の一部ですが、全てではないということ。
譜読みについては、一冊の本になるくらいのたくさんのことを語らなければなりませんが、今回は単純に譜面そのものから読むべき、読み取れることついて一緒に考えてみたいと思います。
[譜1]
・・・これは(!)
すでに目にしたことのある生徒さんもいると思います。ブルグミュラー25の練習曲第2番「アルベスク」です(*´︶`*) 2018年の発表会ではなんと3人の生徒が演奏している、それくらい有名、知名度(?)の高い曲です。
それでは、譜読みを始めましょう♫
♪♪♪
- 作曲者「ブルグミュラー」
極たまにアラベスクを弾いていながら、作曲者を知らない人もいたりしますが・・・アンデルセン童話をアンデルセンが書いたと知らず読むのと一緒ですね・・・笑
では、ブルグミュラーってどんな人?
⚫️時代
1806生まれ、1874死去。(そこそこ長生きしています)
19世紀ですね。先生は19世紀の音楽について、160枚程の論文を書きました!それくらい100年の間には、音楽の分野だけでも多くの出来事があったのです。
少なくとも知っておきたいのは、「ロマン派」の作曲家だったこと。
ロマン派の特徴は「表現」することが流行っていて、そして音楽の表現にイメージをもたらすために「表題(タイトル)」を使用していました。
そして25の練習曲を書いた時期にはフランスのパリにいました。
パリと言えば→華々しい!。ドイツ人のブルグミュラーにとっては外国ですが、そんな華々しい国で名をあげていたのですよ。すごい人でしょう!
⚫️人そのもの
ベートーヴェンは耳が聞こえなくなっていた人ですが、耳が聞こえなくなる前に書いた曲を弾くときって、その情報は必要ないですね(笑) それより、どんな性格?どんな環境で生活してた?周りには人はどんな人がいて、どう影響し合っていた?など、もっと単純に作曲者の「日常」を伺ってみましょう。
ブルグミュラーのお父さんオルガン奏者・指揮者で、弟も作曲者・ピアニストでした。うわっ、音楽家家系ですね!ブルグミュラー自身も作曲者・ピアニストでありながら、ベテランのピアノの先生として名を馳せていた時期に、この曲が生まれました。ここまでくるとチェルニー大先生を思い出しますね。チェルニーの練習曲の「量」には負けて(?) ますが、ピアノ初心者たちの演奏技術を手助けするために「質」にこだわりました。
ブルグミュラー先生の思い、伝わってきましたか?(´-`).。oO
♪♪♪
- タイトル「アラベスク」
「25の練習曲」のところもタイトル(曲集名)になりますが、ここでは、直「アラベスク」についてです。先程の話で音楽の表現に直関係している「言葉」から想像できるイメージです。
[画1]
[画1]は、アラベスク模様です。目が回りますね(@_@;;)
特徴は、対象、バランス、反復、模倣、装飾などがあります。
難しいイメージですが、小さい生徒さんのレッスンでももちろん
やさしい言葉でこれらの説明をしています。
[譜2]
大雑把ですが、あらゆるところでアラベスク模様が連想されます。
赤→対象、バランス
黄→反復
青→模倣、反復
などなど。
[譜3]
みんなの苦手なdim. e poco rall. のところも!
単純なイメージだけでこんな素晴らしい曲作れちゃうのですね。さすがブルグミュラー先生!
♪♪♪
いかがですか。「音を読む」だけが譜読みではないことをみなさんに伝えたくて記事を書いてみました。作曲者とタイトルも、実際譜面に書いている文字情報です。
作曲家、タイトルからのイメージをわかって弾くだけでもだいぶ演奏が変わると思います(^ ^)
次回は音読みから始め、譜読みのポイントのお話になります★
読んでね!それでは!
つづく・・・
★うんへ